オンラインマーケティングについて

 私(代表 鬼頭)は元々B to Bのリアル(オフライン)ビジネスしか経験がなく、2016年に「米国オンライン市場でサプリメントを売ろう」と決意したものの、オンラインマーケティングに関しては全く何もわかりませんでした。

 そのため、いろいろアメリカやフランスのフリーランスの受託業者の方にSEOやホームページ作成をお願いしたりしました。確かにこちらが何もわかっていないときは、どなたかにお願いしないと、なかなかとっかかりが掴めません。しかしながら、それで効果的な仕事ができるかと言いますと、割とそうではないことが多かったです。

 結局、オンラインマーケティングであろうと、対面商売と同じことであって、微に入り細に入り、お客様のことを考えて対応する必要があります。システム的、マーケティング的な仕事をフルタイムの社員としてやっていただければ、細かな疑問点まで突っ込むことは可能ですが、結局こちらも費用をケチって部分時間だけでやっていただく限りでは、どうしても通り一遍になってしまうとつくづく実感しました。

 今は、ホームページの更新も、英文記事の作成も、そしてSEOも自分でやっています。もっとも、SEOに関してはわずかな費用で申し訳ないのですが、日本人のプロの方にアドバイザーでついてもらっています。能力の高い方にフルでやっていただくのはなかなか難しいのですが、アドバイザーとして方向性を示していただいたり、間違っていたら指摘していただけるのは、なかなか合理的な進め方かな、と自分で思っています。

米国飲食市場における新型コロナウイルスの影響

 当社では米国飲食市場向け商品の輸出補助業務を行なっております。(米国の輸入業者側の、在日本エージェントの立場です)

 3月、4月と現地飲食店がほぼ閉鎖状態で、市場も全く動いていないことは新聞、ニュースなどでも報じられる通りであり、その間、多くの飲食店で従業員を解雇するとともに、各種仕入れも手控え、最悪の場合買掛金の支払いもストップするような状況で、連鎖的に食材の問屋、供給業者も大変な状況となっていました。

 ここにきましてようやく再開の見通しが立ってきましたが、飲食店顧客が感染リスクを恐れることにより、容易には従前の状態に戻ることはない、というのが大方の見通しです。このまま店を閉じる、というところも2割、3割といった割合であるようだ、というクライアントの見立てです。

 一方、日本同様、家庭内飲食の需要は高まっております。多くの食材供給業者はリテール向け、家庭向けを強化しているところです。また、オンライン市場が逆に成長しているのも日本同様です。